小学校・中学校では、運動会や競技大会などスポーツイベントがあります。先生は生徒さんのベストショットを狙い、親御さんはお子様の成長の様子を綺麗に残しておきたいと思うことでしょう。こちらでは、スポーツのワンシーンをうまく撮影するコツをご紹介しておりますので、豆知識としてお役立てください。

 

揃えておきたいアイテム

動きのある写真を上手に撮るにはカメラの性能も

重要です。一眼レフカメラや望遠レンズは、スポーツ

イベント撮影では揃えておきたいアイテムです。

一眼レフカメラとコンパクトデジタルカメラの大きな

違いは、レンズを取り替えられることです。一眼レフや

望遠カメラなら被写界深度が浅くなるため、被写体が

グッと引き立つクオリティの高い写真が撮れます。

また、スポーツシーンは一瞬一瞬が重要なので、

高速・大容量のメモリーカードも用意し、撮影環境も

整えておきましょう。スポーツイベントは野外で行われることがほとんどなので、レンズについた砂ホコリを拭き取るクロスも重宝します。

 

覚えておきたい基本設定

カメラには色々な性能がありますが、スポーツシーンでは「スポーツモード」「シャッター速度優先モード」「コンティニュアスAF」などを覚えておくといいでしょう。

 

◇スポーツモード

スポーツモードは、被写体や情景の判断をカメラが

自動で行うフルオート時に適していて、最適な

セッティングをカメラがしてくれます。

 

◇シャッター速度優先モード

シャッター速度優先モードはマニュアル撮影時に

適しています。シャッタースピードを早く設定すれば、

走っているシーンもぶれず、表情もしっかりと撮れます。

マニュアル撮影を使いこなすのは難しいですが、

自由度が広く凝った撮影を行えます。

 

◇コンティニュアスAF

カメラには、ピントを自動的に合わせる機能「オートフォーカス」がついていますが、スポーツシーンではコンティニュアスAFを選択します。コンティニュアスAFなら、動く被写体を追い続けてくれます。シャッター速度は高速連写モードを選択し、ISO感度を高く設定しておけば、被写体の一瞬の動きを捉えることができます。