写真機能の他に動画機能がついているデジタルカメラや携帯電話も増え、動画を撮ることも多くなりましたが、思い出を動画ではなく写真で残す人は多いです。なぜそうした方が多いのか、いくつか理由をご紹介いたします。

 

貴重な一瞬を切り取れる

写真はその一瞬を切り取ることができます。わかりやすく

表現すると動画は「一連の流れ」を楽しむもので、写真は

「瞬間」を楽しむものです。学校の運動会や競技大会など

のスポーツイベント撮影でも、動画では競技の一連の

流れを楽しめますが、写真では競技中に見せた輝く

表情や、喜び・悔しさの表情など大切な一瞬を切り取り、

思い出に残すことができます。

 

 

細かな部分まで見ることができる

動画では撮影の対象物を目で追っているために気づきにくいことでも、写真であれば様々な場所を確認することができ、新たな発見があるかもしれません。あとから思い出を振り返る際に、そうした細かなところも懐かしい思い出を蘇らせるきっかけとなるでしょう。

 

自分のイメージで撮ることができる

写真を撮る際は、どのような構図で撮ろうというイメージを持って撮ることが多いかと思います。何が一番の対象物で、それを引き立てるにはどのような構図にすればいいのかと考えて撮ることが可能です。そのため、残したい思い出をその時のイメージで残せます。動画だと撮影者が予想していなかったものや、意図していなかったものを写してしまう可能性が高いため、そのままの出来事を思い出として残したいという時には、写真がおすすめです。

 

手軽に思い出を振り返ることができる

動画として思い出を残す場合、フォーマットが変化しない

かどうかを考慮する必要があります。技術は常に進歩して

おり、それに伴って保存形式も変化する可能性があり、

思い出を残している動画が再生できなくなってしまうかも

しれません。写真であれば、そのような心配をすることなく、

思い出を振り返ることができます。